紫陽花の花言葉は浮気 ~官能小説を書きたい!~

【18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください】

『紫陽花』のペンネームで、オリジナルの官能小説を発表しております。
二次創作は無し。
好みのジャンルは近親相姦と、男女問わずの同性愛モノ。
女性向けの官能小説というわけではありませんが、女性が読んでも楽しんでいただけるお話を目指しております。

Amazon電子書籍【Kindle】版も販売しております。

娘×父

「うぶ……。む……ふ……」
 千佳が苦しそうにしたら、翠はすぐに腰を上げられるように脚に力を入れた。だが、翠の椅子となった恋人の顔からは、少し荒い息が漏れるだけで、拒絶の反応は無い。
 座るという動作は、リラックスとほぼ同義である。疲れた時に腰を下ろしただけで、人は身体から力を抜き、心は安らぎを覚えるのだ。だが、その緩み切った状態で刺激を受けたらどうなるのだろうか。答えは、翠のお尻の下にあった。
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「甘い……」
 クラスメイトと舌を絡ませた翠は、自分に覆いかぶさっている千佳の両頬に手を当てた。そして唾液をたっぷりと舌に乗せて唇を重ね合わせる。
「んん……」
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「むー、なんか、モヤモヤする……」
「そりゃそうでしょうしょ。騙してるつもりが、自分の方が騙されてたんだから」
「ぶー……。それにさー、確かにお母さんに対しては問題が解決したんだけど、アタシが何かしたからっていうわけでもないしー……」
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「なら、何も恐れることは無いだろう? キミと翠は、確かに恋人同士なんだから」
「で、でも、おじさまは……?」
「……ふーっ」
 ここで、康史は大きく息を吐き出した。そして、ゆっくりとした動作でスーツの内ポケットからタバコと渋い銀色のジッポーを取り出し、無言でタバコに火を点けた。大きく吸い込み、塊のような紫煙を娘の友人にかからないように吐き出す。
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 昼休み。
 翠と一緒に屋上でお弁当を広げていると、千佳のスマートフォンから可愛らしいメールの着信音が聞こえてきた。いつものように片手に箸を、もう片手にスマートフォンを手にして通知画面を確認する。
 雑多なメールやメッセージを全て通知する設定にしている千佳は、普段も食べながら話しながら、器用にメールやSNSへの返信や書き込み、削除を行っている。さすがに授業中にそれをするわけにはいかないから、大抵はお昼ご飯の時間にまとめてチェックしているのだ。
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 翠は心底ドキリとした。
 なぜなら、父親の言葉は完全にその通りであったからである。
 母親に隠れて、父親と恋仲となっている。親友に秘密で、父親と付き合っている。そして、父親には、クラスメイトと付き合っているのは振りだとウソをついている。
「だ、そうだよ。遠山さん」
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「服を脱いで、翠」
「ふえ? こ、ここで? いきなり?」
 間接照明だけの薄暗いリビングで、康史は娘に裸になることを求めた。
「そう。なかなかエッチだろう? キッチンに母さんがいるところを想像しながら脱いでくれると、父さん、嬉しいな」
「おおおお父さんって、ホンッッット、変態ね!」
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「みんなの視線が痛い……」
「別にジロジロ見られてるわけじゃないでしょ? 自意識過剰よ」
 昼休み、翠は千佳と一緒に屋上のベンチでお昼ご飯を食べていた。翠も千佳もお弁当を持ってきていたので学食へ行く必要は無く、教室で食べることも出来たのだが、どうにもクラスメイトの視線が感じられて居心地が悪かった。結局、翠は千佳の手を取って屋上で昼食をとることにしたのである。
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 千佳に手を引かれて階段を降りた翠は、一階の階段下、教材などが置かれている奥まったところに連れていかれた。一階は職員室や保健室などがあって一般の教室は無いため、他の生徒たちの姿は見えない。ホームルーム前に密談をするにはピッタリの場所だ。
 掴まれた手を少し苛立たし気に振りほどいた翠は、昨日恋人になったばかりのクラスメイトに詰め寄った。
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 ハッと我に返った翠は周囲を見回した。翠は妄想したまま、ほとんど無意識の動作で、いつの間にか学園の門を通り抜けていたのだ。千佳に声をかけてもらえず、そのまま歩いていたら、昇降口の段差で蹴躓いていたかもしれない。
「また妄想? 朝から何を考えてたのよ? あ、もしかして、私のコトだったりして?」
「ああ、あはは……、ううん、別に、何も考えてないわよ」
「ウソ」
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