「やほー。晩飯タカりに来たよん」
「……アンタねぇ、せめて、もう少しすまなそうにしなさいよ」
「悪いね、姉さん。今月ちょっと厳しいんで」
 隆也が姉のマンションを訪ねると、沙希はお玉を片手に弟を出迎えた。ちょうど夕食の準備をしていたらしい。
続きを読む