ドアの隙間から姉の部屋を除いたら、一糸まとわぬ姉が姿見に自分の姿を映している。
 シミ一つ無い後ろ姿の美しさに、思わず唾を飲み込む妹。
 と、姉は大きく溜息をつくと、自分の胸に手を当てた。
 姉が、妹より控えめな胸にコンプレックスを持っている事を知っている妹は立ち去ろうとした。
「誰っ?」
「ひえっ!」
続きを読む