紫陽花の花言葉は浮気 ~官能小説を書きたい!~

【18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください】

『紫陽花』のペンネームで、オリジナルの官能小説を発表しております。
二次創作は無し。
好みのジャンルは近親相姦と、男女問わずの同性愛モノ。
女性向けの官能小説というわけではありませんが、女性が読んでも楽しんでいただけるお話を目指しております。

Amazon電子書籍【Kindle】版も販売しております。

 実はごく最近まで、聡は静音と一緒に風呂に入っていた。
 父親がウェブ関連のソフトウェア開発会社を立ち上げたばかりで、SE資格を持っている母親も従業員の一人であったため、家には両親がいることが少なかった。元々、幼い頃から二人で風呂に入ることは珍しくなかったが、静音が中学に上がる前に両親が起業したため、親から別々に入浴するよう注意されるタイミングが無かったのである。
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 静音のことを二人に任せ、聡は男子トイレを見回した。蛇男子はのびたままで、デブは頭を抑えて涙目をこちらに向けている。
 もう一人、見張りをしていた男子生徒がいたことを思い出した聡は廊下に出た。そいつは制服のシャツを鼻血で赤く染めて廊下で悶絶したままだったが、聡は髪の毛を無造作に掴むと、男子トイレに引きずり込んだ。
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「お兄さん!」
「あん? えと、静音の友達だっけ? 同じ文芸部の……」
 校門のところで所在無げに妹を待っていた聡は、中等部の女の子二人に声を掛けられた。
 放課後、クラブ活動の時間も終わり、生徒たちがまばらに下校している時間帯だ。グラウンドの方からは、まだ活動を続けている体育会系クラブの掛け声が聞こえてきているが、校内の雰囲気はすでに寂しいものになっている。
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「おかえりなさい、明人さん」
「ただいま、静音」
 家に帰りつくや、明人と静音は見ている方が恥ずかしくなるような愛情たっぷりのキスを交わした。聡の目も気にせず唇を合わせ、そのまま始めてしまうのではないかというくらい身体を密着させている。
 と、唇に糸を引きながら、静音は兄に向って満面の笑みを浮かべてきた。
「いらっしゃい、お兄ちゃん!」
(うお、静音のやつ、やる気満々かよ)
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 きっかけは明人も良く覚えてはいない。何か不用意な一言を静音に言ってしまったのかもしれない。
 明人が覚えているのは、静音が見たこともないような表情で感情を顕わにしている様子だった。怒りとも、悲しみともつかない、激情だけが噴き出しているような顔。
 言い合いも、売り言葉に買い言葉。二人とも子供が持てないと言う絶望感から、どんどんエスカレートしていった。
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「クソッ! クソッ!」
 いつもより熱いシャワーを浴びながら、聡は壁に向かって毒づいた。拳をタイルの壁に執拗に打ち続ける。
「なんなんだよ、一体……」
 静音と明人は、子供を作れない。原因は、明人が無精子症であるという。
 冷たいことを言ってしまえば、これは静音と明人の夫婦間の問題だ。聡には何の関係も無い。だが……
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「ふふ、ここでエッチするのも久しぶり」
 部屋に入るなり着ているものをすべて脱ぎ捨てた二人は、唇に吸い付きあったままベッドに横たわった。お互いに腕を絡め、隙間なくピッタリと身体を合わせる。静音の豊かな乳房が兄の胸で潰れ、聡のいきり立った肉棒が妹の腹部に押し付けられている。
「ね、今更だけど、これって不倫になるのかな」
「知らん」
「冷たいなぁ。でも、こっちは熱々だね」
 静音の白い手が聡の股間で屹立する肉棒に触れた。先走りで濡れた先端を、親指で巧みに擦りつける。
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「お兄ちゃん、あたし、子供が欲しいの……」
「明人さんと作りゃいいじゃねーか。結婚してるんだから、何の問題も無いだろうが」
 ところが、静音は悲しげにフルフルと首を振った。さっきとは違った意味で潤んだ瞳を聡に向ける。
「だって、明人さんが……」
 それっきり、静音は黙りこくってしまった。何かを言おうとしているようだが、言い出せずにいる、そんな感じだ。
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「ただいま、兄さん」
 三年前に嫁いだ妹の静音が実家に帰って来たのは、聡がちょうど夏休みを取った二日目だった。
 去年まではゆっくりと休みを取ることができたが、今年は景気回復の兆しが見えたとかで、例年よりも短めの休みだ。しかも、お盆の時期から一週間遅れである。昨日は身体を休めるために一日ゴロゴロしていたが、今日は買い物にでも出掛けようと早めに起きたところで、妹が連絡も無しに突然帰って来たのだ。
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