紫陽花の花言葉は浮気 ~官能小説を書きたい!~

【18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください】

『紫陽花』のペンネームで、オリジナルの官能小説を発表しております。
二次創作は無し。
好みのジャンルは近親相姦と、男女問わずの同性愛モノ。
女性向けの官能小説というわけではありませんが、女性が読んでも楽しんでいただけるお話を目指しております。

Amazon電子書籍【Kindle】版も販売しております。

「篠崎さん?」
 昼休み、トイレに行く途中でレイナは二人連れの高等部の先輩から声を掛けられた。
「はい? あ……!」
 一瞬、レイナは言葉を失った。
 旧校舎の美術室、通称SRで二人が愛し合っているのをマジックミラー越しにレイナが見たのは、二月ほど前のことだ。
 二人が実は、見られているのを承知で淫らな睦み合いを見せてくれたことを、レイナは後からシズルに聞かされた。
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「や、やだ、こんなの恥ずかしい……」
 全てを晒す、という表現も生ぬるい、完全な開脚でレイナの秘所が開かれた。愛液に濡れ光る無毛の媚肉が割り開かれ、ピンク色の肉襞までハッキリと見えている。
 レイナの正面には大型の液晶テレビがあるが、電源が入っていないため、黒い鏡のようになっている。その中に、二人の熟女に両足を押さえられた、あまりにも淫らな体勢の自分が見えたレイナは、自分の秘所を両手で覆った。
「ダメよ、これはお仕置きなんだから、手をどけて」
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「いらっしゃい、レイナ。さっきから見ていたのはわかってるのよ」
「大丈夫よ、入ってらっしゃいな」
 母とその恋人に呼ばれ、レイナはバツの悪い、何ともいえない表情でリビングの扉を開けた。自分の愛液で濡れる指先を、思わず背中に隠してしまう。
「ゴメンなさい、ママ……」
「悪い子ね、覗き見なんて。お仕置きしてあげるから、こっちにいらっしゃい」
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 レイナが目覚めたのは、窓の外がすっかり暗くなってからだった。耳元で携帯電話の軽快なメロディが鳴っている。レイナはベッドから跳ね起き、枕もとの時計を見た。時計の針は夜の八時過ぎ。
「ウソ……寝ちゃった?」
 レイナは慌てて携帯電話を手に取った。着信履歴が二件。どちらも母親からで、今鳴っているのが三回目だ。
『レイナ! どうしたのよ、なかなか電話に出ないから心配したわよ』
「あはは、ゴメンなさい。ウトウトして寝ちゃってた」
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 それまで優しい笑みを絶やさなかったサチコの表情が、ほんの少し硬くなっている気がした。
「ママに、聞いたの?」
 レイナは黙ってうなずいた。
「そっかぁ、シホってば教えちゃったのね。で、どう思った?」
「どうって……。聞いたっていっても、ママとサチコさんが、その女の人同士で……」
「今、何か期待してる?」
「はへ?」
「知ってるんならいいわよね」
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 土曜日の午後、レイナはリビングでレコーダーに撮り溜めした海外ドラマを観ていた。紅茶にチョコレート、クッキーと取り揃えて、優雅な気分でドラマを楽しんでいるところだ。
 普段の土曜日は学園が休みなので、チカと買い物に出かけたり、お互いの家に遊びに行ったりすることが多かったが、シズルと付き合い始めてからは、シズルの部屋で過ごすことが多くなっていた。
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「レイナってホントにわかりやすい顔してるわね」
「む、またニヤけてた?」
「すっごく」
 昼休み、チカと向かい合ってお弁当をつついていたレイナは、シズルのことを思い浮かべていた。今のレイナの頭の中は、九割がたシズルのことで埋まっているといっていい。
「要するに色ボケしてるってことよね」
「うっさい」
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「多分、気付いていると思うけど、ここって恋人同士が愛し合うための秘密の場所なのよ」
 日も翳り、そろそろ薄暗くなってきた美術室のソファに、二人は裸のまま並んで座っていた。レイナはシズルの肩にもたれかかり、シズルはレイナの髪の毛を指で梳いている。
「それじゃ、この間の高等部の人たちも……」
「そうよ。この学園にはこういう場所がいくつもあって、昔から合鍵と一緒に引き継がれているの。SRって呼ばれているわ」
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「第二美術室……」
 レイナがシズルに連れられて行ったのは、旧校舎三階の一番奥。つい数日前に、高等部の恋人たちが愛し合っていた場所だ。
 シズルは慣れた風に古い美術室の鍵を開け、今度は忘れずに内側から鍵を掛けた。
 午後のクラブ活動の残り時間もおよそ半分といった時刻だが、林を抜けるあたりから校内に満ちた女生徒たちの活気は遠くなり、旧校舎に入るとほとんど聞こえなくなった。林と、反対側にある裏山の木々のざわめきが聞こえるだけとなり、まるで山の中に居るような錯覚を覚える。
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 二人が最初に回ったのはテニス部だった。
 スポーツ特待生を迎える学校らしく、鈴城女子学園のスポーツ施設は十分に整っていた。四面あるテニスコートでは白いテニスウェアの少女たちが素振りをしており、その向こうにはテニス部とソフトボール部が共用しているクラブハウスが見える。合宿所としても使われているので、宿泊施設が整っている。それに、ジュースの自動販売機やシャワールームも備えており、夏場でも快適な環境で汗が流せた。
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